2018.01.12
カテゴリ：こころもよう…
劣化
耐震診断をしていますと
色んな問題が出て来ます。
それぞれのお宅で悩みがありまして
◼️劣化した木製の建具や戸袋をやり直したい
◼️白蟻にやられてしまっている何とかしたい
◼️結露がひどくてまるで雨漏りのよう
◼️寒い、とにかく寒い
それぞれのお宅をみて
実感するのですが…
さて…
この全て耐震改修の補助対象ではありません。
耐震性を評価するときに劣化度として
点数を下げる要素のくせに
これを直すことは、対象にはなりません。
その度に、
『ごめんなさい。
これは対象ではないんですよ。
全体に耐震性を高めることが目的なので、部分的な補修だけでは出ないんです。』
と、お伝えすることがこのところ
増えました。
個人的には、今の住宅を直して使い続けよう…という気持ちは
とても良いことだと思うので
応援したいのですけど…
でも大体皆さんリフォームを去れています。
結構大がかりに…
その時に少しでも気遣いをしていたら…
いや、むしろそれにより悪化というか発症しているパターンもあったり…
見た目キレイなのは目に見えて改善が見られますが､上記は仕上がってしまうと目に見えません。
リフォームなどの機会があれば
是非、耐震性の向上や劣化部分の点検整備をしてください。
時間がたってからでは難易度が増してしまいます。
新築した方も同じです。
最初はきれいですが、確実に劣化していきます。
メンテナンスフリーってことはないと思います。
今あるものをいかすと
簡単に口では言えるけど
難しいなと思うところです。